終わりで始まりの4日間
9年間ニュージャージーの田舎の実家に帰っていなかったアンドリューが、母の死をきっかけに帰郷することに。
アンドリューは精神科医の父から処方された大量の精神安定剤を服用しており、感情の起伏があまりない。
ずいぶん久しぶりにあった学生時代の友人達と遊んでいても、アンドリューだけ別の世界にいるよう。
近頃頭痛に悩まされていることを父に伝え、父の紹介の先生に診てもらうことに。
その病院の待合室で、アンドリューは天真爛漫で、嘘でもなんでもどんどん口からでてしまう変わった女の子サムと出会う。
アンドリューもサムも精神的疾患を抱えていて、人間関係に不器用な2人だが、アンドリューはサムに心を開くようになり、互いに惹かれあう。
お互いの家族や過去には異常な点があり、独特の間によってその他人とのズレが表現されている。
独特の世界観がある映画です。
アンドリューが実家に帰る4日間に起きる人生を変える出来事の物語ということで、終わりで始まりの4日間というヒューマンドラマを感じる邦題になっているわけですね。
原題はGarden Stateで、ニュージャージー州の別称らしいです。シンプルな原題。
世界観がはまればすごく面白いと思いますが、私の好みにはそこまではまらなかったです。残念。
★★★☆☆