オールユーニードイズキル
日本のライトノベル原作のハリウッド映画化ということで話題になってましたね。
英題はEdge of Tomorrowです。
最初は頼りなかったトムクルーズ演じるケイジが、ループをする度に訓練を重ね記憶を蓄積して逞しくなっていく様子が、最初から強いヒーロー像とは違いますね。
最近のライトノベル原作のループ物といえばリゼロがありますが、死がループの発動条件になっているのと、記憶を引き継げる点はこの映画と同じです。
仲間が死ぬのを何回も見るのは辛い。
映画は尺がそこまでないですが、リゼロのスバルが正解を探して苦しんで死んで死んでループをする絶望を彷彿とさせました。
最終決戦を前にケイジはループの脳力を失って、1度きりの勝負に挑むのは熱いです。
ご都合主義ともいえなくもないですが、最後にオメガを倒し、その体液を被ることでまたループが発生しハッピーエンド、というのは視聴後すっきりできてよかったです。
堅苦しく重苦しくなくて、いいエンターメント作品してると思います。
★★★☆☆