ファーゴ　 - きまぐれレビュー

ジャンル的にコメディらしいですが、全くもってバイオレンスです！

重たい話です。

自動車の営業をするジェリーは多額の借金を片付けるために、妻の誘拐をでっちあげ、裕福な妻の父親から身代金を得ようと計画する。

知り合いに紹介されたごろつきというかなんというかは、最初からジェリーと話がかみあわない。

それでも、ジェリーは職場からちょろまかした車を彼らに渡し、誘拐を依頼する。

妻を誘拐したあとアジトに向かう道の途中で警察に怪しまれ、その警官を射殺。

その死体を処分しようとしている所を対向車にみられ、その目撃者達も射殺。

偽りの誘拐だけだったはずなのに、殺人事件へとなってしまい、警察が介入する事態となる・・・

ジェリーは細部にまで考えが及ばない人のようで、ボロをだしまくります。

誘拐犯たちも薬におぼれるダメ人間という感じで、後先も考えず感情の赴くままに、邪魔する者は暴力で排除。

このでっちあげ誘拐の為に殺される人が続出です。。。

この事件を追う署長マージは肝が座っている女です。

いろんな人を見てきたのか、人生を達観しているようです笑

血がいっぱいでたり、なんでそう馬鹿なの！と犯人側に頭を抱えたくなる、そんな映画でした（なんだそりゃ）

★★☆☆☆