デス・レース2000年
1975年にアメリカで製作されたB級カルト映画。
設定は未来の2000年、アメリカ政府が主催の、国民に絶大な人気を誇るアメリカ横断”デスレース”。
5組のレーサー達がニューヨークをスタートし、ゴールのロサンゼルスを目指す。
デスレースはゴールまでの速さと共に、一般市民を轢き殺すとポイントが課され、そのポイントは年齢・性別によって違うという設定。
反政府団体はこの惨殺レースを止めようと色々な妨害を仕掛ける。
前回のデスレースの優勝者である人気者のフランケンシュタインは、新しいナビの女性アニーと共にレースを挑むのだが、2人にはそれぞれの思惑があった・・・
フランケンシュタインという名の通り、顔はつぶれて右手は鉄の義手という改造人間みたいな設定で世間には認識されている人気レーサー。
その顔を隠すためにマスクをしているのだが、マスクをはずせば怪我も何もない普通の顔。
フランケンシュタインとは、実は政府にレーサーとして育てあげられた者で、今まで秘密裏に代替わりしているそう。
このレースでフランケンシュタインは、優勝し大統領と握手したところで右手に埋め込んである手榴弾で殺害しようとしている反政府の意識をもった男だった。
アニーはフランケンシュタインと政府を貶めるために反政府団体から侵入したスパイだった。
2人はレースの中でお互いの思惑を知り、最終的に協力することになる。
なんというかB級カルト映画というだけあって、突っ込みどころ満載。
レーサーは中継地点で泊まるのだが、なんか体育館みたいな広いところにベットが置かれている(笑)
意図が分からないまま轢かれていく人々。
なぜそうなるのかという攻防シーン。
トんでる映画である。
★☆☆☆☆
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