ヒットマンズ・レクイエム
コリンファレル主演のイギリスのブラックコメディー?映画。
原題はIn Bruges。なんか邦題はかっこ悪いなぁ。
あらすじは・・・
コリンファレルが演じるレイが、人殺し初仕事で関係ない子供を流れ弾で殺してしまい、罪の意識に苛まされる。ボスからの命令で、ベルギーのブルージュへケンというベテランと一緒に向かいそこで次の司令待ちをすることに。
ずっとなぜベルギーのブルージュなのか?と悪態をつくレイに対し、せっかく来たのだから歴史のある綺麗な街を観光したいケン。
ブルージュは運河や古い教会が立ち並ぶ美しい場所。
しかもクリスマスシーズンなので、綺麗にライトアップされています。
劇中でレイは子どもを殺してしまったこともあるのか、無茶苦茶な言動を繰り返すのですが、またそこがイギリスのブラックユーモアと言いますか、人種や差別的なジョークが多いのです。
ケンはまともな方だけど、もう出てくる人みんな狂ってるのでおかしい笑
ケンはボスからレイを殺せと司令を受け、レイを殺そうと近づくと、なんとレイは自殺を図って銃を自分の頭に突きつける。
咄嗟に出て行き、レイの自殺を止めるケン。
自分もレイを暗殺しようとしていたくせに、レイに生きろと言うケン・・・
みんなにそこを突っ込まれるケンがおかしいです。
ケンの若いレイに対する思いは完動ものです。
レイもボスもしゃべり方が本当にバカっぽいのが前編通してイイ味だしてます。
けっこう血がでたり薬や過激な描写・言動が多いので、そういうのが苦手な人は注意ですが、ブルージュの街並みはきれいだし、登場人物が皆おもしろいので、見て損はない映画です。
★★★★☆