リトルミスサンシャイン
2006年のアメリカロードムービー。
7歳でぽっちゃり眼鏡の女の子オリーヴがカリフォルニア州で行われるリトルミスサンシャインという美少女コンテストの予選を通過。
彼女の夢を叶えるために、貧乏な家族はニューメキシコ州からコンテスト会場のカリフォルニア州まで古いフォルクスワーゲンのマイクロバスで行くことに。
自らが提唱する勝者の条件とは裏腹に、父親のリチャードはコーチングの契約に失敗し、家計は厳しい。
家族に敗者になるな!とうざく説く姿を見れば、息子がリチャードを煙たがるのも当然だ。
オリーヴの叔父は、恋人を奪われ自殺未遂をして病院から出てきたばかり。
自殺未遂をした彼を一人にはしておけないので、妹の家に居候することになったのだ。
祖父はオリーヴと仲がよいのだが、なにせ口が悪く、女とドラッグが好き。
こんな崩壊寸前の家族がロードトリップで絆を育んでいく様を描く。
父親のリチャードが本当にうざい(笑)
プライドが高く、他人の意見を聞かないタイプである・・・
ゲイで傷心の叔父となんだかんだ仲良くなっていく息子は見ていてほほえましい。
結局みんなオリーヴを助けるために家族一丸となるのはロードトリップの王道か。
お腹ぽんぽこなオリーヴかわいい。
そしてマイクロバスがかわいいのだなぁ。
色もポップで今の車にはない魅力。
話はハッピーエンドなので見やすくてよし。
★★★☆☆