フィルムウィズミーインイット
2008年アイルランドのブラックコメディー映画。
売れない役者のマークは仕事がみつからず、彼女のサリーの稼ぎでなんとか生活をしていた。
サリーが家賃として渡したお金を他の支払いに使ってしまったマークは、家賃を滞納していたため、色々な修理が必要なことを大家に言えないでいた。
ついにマークに愛想を尽かしたサリーは、大家に部屋の修理を頼み部屋を出て行くことにする。
彼女に去られて落ち込むマークに、部屋で事故が次々とおこり、3人と犬一匹が死んでしまうという信じられない事態に陥る。
殺人犯として疑われるとパニックになったマークが起こした行動とは・・・
本当にありえないようにどんどん人が死んでいくのですが、パニックになるマークとかけつけた友人のピアスが極限の状態で起こす行動がコメディーになっています。
間違えればパニック映画や陳腐な話になりそうな内容ですが、最後のオチがみえるとにやりとさせられてしまう映画です。
映画の世界の中では、正に「事実は小説より寄なり」をいってますね。
★★★★☆