リストラ・マン
1999年のアメリカンコメディ映画。
大手のIT企業に努めるピーターは仕事にうんざりしていた。
通勤の交通渋滞にも無茶な要求をしてくる上司にも辟易していたところで、催眠療法のセッションに無理やり参加させられる。
そこでリラックスするよう催眠をかけられるが、その催眠を解く前に催眠療法士が急死してしまい、ピーターの催眠は解かれないままとなる。
ピーターは大規模なリストラがされるという話を聞くが、催眠により仕事をする気がなくなり無断欠勤をするようになる。
無断欠勤をする中、会社がよんだコンサルタントとの面談で、ピーターは仕事内容にモチベーションがわかない等ずけずけ言うのだが、コンサルタントはピーターに昇進させてやりがいのある仕事を与えるべきだと判断する。
逆に、真面目に働いてきた彼の同僚がリストラされると知ったピーターは、同僚に会社の扱う口座から資金を横領する話を持ちかける・・・
催眠にかかってからのピーターのやりたいことをやってしまうのは見ていてすっきりします。
普通の人はそうしたいと考えることはあっても、実行には移せませんからね。
同僚の1人は本当に無能な会社員なのですが、いろいろ廻り廻って幸せ?になるのも面白いところです。
ピーターが想いを寄せるウェイトレス役をジェニファーアニストンが演じているのですが、ちょっと変わったバカな女なのですよね。
おかしな言動のピーターのなぜ惚れるのか(笑)
上司や隣人なども濃いキャラクター達ばかりで、これぞアメリカのバカなコメディー映画という感じです。
★★★☆☆